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知っているようで知らない親族問題

結婚は奥が深いもので、婚姻は男女の合意によってのみ成立するのですが、婚姻届のない夫婦は内縁関係とした扱われ方です。
たとえ、婚姻する意思があり通常の夫婦と同様の生活をしていても、内縁関係でしかありません。
成立する条件としては、第一に年齢制限があって、男性は満18歳、女性は満16歳に達していることです。
未成年者の婚姻では父母の同意が必要ですし、再婚を考えている場合には、原則100日経った後でなければ再婚できません。
また、「パパ(兄弟)のお嫁さんになる」などの微笑ましい愛情表現をするお子さんもいるのではないでしょうか。
ちなみに、直系姻族の間では婚姻することはできません。
婚姻の届出は、市区町村役場ですが、外国にいる場合には、大使・公使・領事に届け出ることもできます。
婚姻の効力を考えてみれば、1つの戸籍を作り同姓になれること、貞操義務や同居義務、扶助義務、そして夫婦間の贈与を自由に取り消しができることです。

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